Diary日記

2022.09.02日々のこと

夏の京都を楽しむ

ここのところ、朝夕はすっかり秋めいた心地よい風が流れる中、

まだ夏の思い出に浸りながら日記を綴っています。

 

仕事で京都に行ってきました。

私たちは、とにかく時間が許す限り行きたい場所を巡ったり、旅をする中ではっとしたシーンに出会うと

すぐに立ち寄ります。

 

ここもその場所の一つ。

もう入る前のこのシーンに、吸い寄せられていきます。

 

こちらは、有名なお料理屋『和久傳』さんが手がける、おもたせ専門の和菓子屋さん『白』(ハク)さんです。

 

限られたすスペースの中にある植栽帯も、とても自然で、でも管理のしやすいものを使いながら

『白』さんのイメージを損ねないように作庭されている様子もとても素敵でした。

ちらりと見える店内も、なんだかとてもそそられます。

 

この日はたまたま、中国茶の先生である堀口一子さんが在郎されており、

季節のお茶を目の前で淹れてくださるというご縁をいただきました。

 

この日のお茶は、生のハスの花に、そのままやさしくお湯を注いでいただくという、

ありのままのお花のハスをいただきました。

 

やさしくお湯を注いでいくと、ひとひら、ひとひら、ふんわりと花びらがひらいていくという幻想的なシーン。

ハスのお花はほんのり甘みが口の中に広がっていき、茶葉をいただく感覚とは全く違った感覚でした。

 

今回の旅も、五感をたっぷりと使いながら、刺激もあり、心に染み渡る旅になりました。

やっぱり何事も、身体全体で感じること、それが一番深く、勉強になるなぁと改めて感じました。

 

訪れるたび、また好きになる京都、

年を重ねるたび、どんどんとわくわくが増す京都、

まだまだ訪れられていない場所がたくさん。

 

次の計画をねるのも旅の楽しみです。

 

 

ふじい

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