春を迎える

今日、２月３日は節分。

節分は、季節を分けるとも言われ、その名の通り節分を過ぎると立春を迎え、いよいよ春が来るぞ～と、ウキウキ・・・

土手に咲いたかわいらしい日本水仙も花開き、お部屋の飾棚に飾るのだけで、一気に春が訪れます。

庭に出れば、忘れかけていた球根たちが、あちらこちらで芽を出し始め、冬の間もしっかりと大地の中は動いているんだなぁと、改めて自然の力強さを感じます。

近くの白梅は気づけば満開を迎え、香りに満たされながら枝を少し拝借。

う～ん、自然界が作り出す香りは、嫌みがなく、なんて優しいんだろう。

早速、我が家にも飾りました。

ドアを開けると、優しい香りに包まれ、しばらくの間その空間に身を置きたくなります。

庭のある醍醐味

それは、庭からの景色や香り、移ろいゆく季節をそのままに

暮らしの一部に取り入れることができることではないでしょうか。

忙しくあっという間に過ぎゆく日々の中で、ふと立ち止まり、枝を摘み、お気に入りの花器に生けることだけに没頭すること、

その時間はとても幸せで、温かで、自分だけのかけがえのない贅沢な時間だなと感じています。

ふじい