今回のご自宅は、唯一無二のモルタルだけで表現したウエルカムウォールが主役。
現場で実際に左官さんが塗りつつ、表現したい表情やイメージをすり合わせながら造作していきます。
陰影をつけながら、ここはもう少しゆったりと・・・ここはもう少し粗目に・・・など
真剣ながらも深く楽しい作業が続きます。
やはり、左官さんの職人技にはほれぼれします。素人ではできない、抜き感を出しながらも本物のお仕事。
株立ちのアオダモとの相性も良く、どちらもが引き立て合いをしながらバランスをとっていきます。
手間のかからないよう、最小限で表現した植栽たち。
少ないながらも植栽が入ることで、一気に瑞々しさが加わり、優しい表情になるので植栽の威力は欠かせません。
意図して配置する砂利や割栗石も、意図せずして配したかのように自然に自然に・・・
品良く仕上がりました。
ウエルカムウォールの両サイドに配した浮き階段のアプローチ。
足元を軽やかに演出できます。
外構、植栽選び、空間の演出など・・・
様々な面を考慮し、バランスを取りながらプランニングをさせていただきました。