割と沢山の薪を要する薪ストーブ、
なるべく沢山の薪を確保しておきたいというご希望で
境界一面を薪置き場としてお作りしました。
薪置き場の下の土間は湿気が上がらない様に
コンクリートを打設させて頂きました。
敷地側は薪置き場ですが、敷地の外からは縦板張りのウッドフェンスとさせて頂き
ご家族のプライベートなお庭空間を守る目隠しとしての役割もしています。
ウッドフェンスの一部は扉となっており、出入りが出来る様にさせて頂きました。
お庭には枝振りがのびやかな山採りの木々や季節の草花を植えさせて頂き
季節の移ろいを楽しんで頂ける作り込み過ぎない
自然なお庭をお作りしました。
そして施主様が幼い頃からご家族とご一緒の餅つきに使っておられた石臼を
水鉢として設置させて頂きました。
水鉢ではメダカを飼われるそうで
時を経て長い間眠っていた思い出の石臼に光が当たり
違った使われ方でご家族の暮らしの中に生かされることを
とても嬉しく思います。