美しい木目模様が現れるコンクリートの打ち放し壁は杉板の型枠を使用して出来た壁です。
杉の板目模様の壁はシンプルで落ち着きがあり、
高さを出す事で大らかにお玄関周りを包み込み安心感ある空間作りが出来ました。
最初の計画では道路面は全て同様の壁となり
敷地内に設置した自転車置き場が道路側から見えない設定となっていましたが、
施主様のご配慮によりお隣の方の駐車場へのお車の出し入れ時の見通しを考慮され
細い縦格子のフェンスを取り付ける事となりました。
打ち放し壁には表札のみを取り付け、
その表札は黒が際立つ細長のシンプルさとお名前の書体の柔らかさで
堅くなり過ぎない印象のものをご提案させて頂きました。
アクセサリーの役割をする表札は小さい物ではありますが
とても大切に考えています。